「アニメや洋画が好きだから声優になりたい!」
「将来現場で憧れの声優と一緒にお仕事したい!」
と、このコラムを見てる人は思ってるでしょう。
では、声優・ナレーターとして活動していく基礎として何が必要なのか。
皆さんもご存知でしょう「滑舌」です。
しかし滑舌練習って面倒くさいとか、もう自分は出来てるという方の中に、
・とりあえずアニメキャラ(声優)の真似をする
という方は多いのではないでしょうか?
これも間違いではないんですが、ちょっとまって!
その練習は、「自分の身になってますか?」「やった気になっていませんか?」
何事もモノマネをすることは上達への一歩とも言われています。
しかし、これから声優/ナレーターを目指す人はそこに重きをおいてはいけません。
これから始めるにあたって皆様にぜひやってもらいたいのが「早口言葉」です!
なぜ、「早口言葉」をまず初めにやってもらいたいかを3つ挙げていきたいと思います。
- 変な癖がつかない
- 自分の苦手が分かる
- 応用が利く
1.変な癖がつかない
前述した通り、モノマネもいい部分はあります。
しかしアニメキャラのモノマネをすると、演じている役者の癖が自分の癖になり、それを指摘された場合直すのに時間が掛かってしまいます。
これから、養成所や学校に通おうとしている人はその癖を「個性」と勘違いしている人がいます。
そんな人に限って、「早口言葉」が出来ないという話はよく聞きます。
では「早口言葉」をキャラクターでやってみてください。
大半の人が早口ではなく、どこかしらで躓くと思います。
何故かというと「早口言葉」はちゃんと発音するという事に重きを置いているのでしっかり言おうとするため変な癖が出ない傾向があります。
2.自分の苦手が分かる
人それぞれ発音がしづらい音があると思います。
口の開き方だったり、舌を当てる位置が違かったり。
得意なものを伸ばすのは重要ですが、苦手なものは克服しなければ業界では使えません。
いま売れている声優/ナレーターでもこの人は、この行が苦手なんだなというのは聞いてても分かります。
しかしその人が使われるのはなぜでしょう?
それは努力はもちろんネームバリューがあるから!!!
売れていない人が苦手だからやらないというのは、愚問です。
そこをまず克服することが最重要課題だと思います。
毎日、やれば微々たるものかもしれませんが出来るようになります。
食わず嫌いをせず、ぜひ果敢に挑んでいきましょう!!!
3.応用が利く
「早口言葉」は言えるだけが全てではありません。
言えて満足というのであれば、それは勿体ないです。
それを使って、ボイスサンプルを作ったり他の人と違う事をしましょう!
そこで、改めて「個性」というものが開花します。
またやればやるほど、周りの目は変わってきます。
どの様なボイスサンプルを作ればいいかはまた違う機会にお話しします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今まで、「滑舌」に関して何から始めようか悩んでいた方やこれから始めようと思ってる方はぜひ試してみてください。
インターネットで「早口言葉」と検索すればたくさん出てきます。
その中で色々とやってみて自分と見つめあってみると発見があるかと思います。
そうすれば今よりも、夢へ一歩近づけると思います。