「声優・ナレーターで生計を立てたい!」
でも、そこまで行くまでにはどんな生活をしていけばいいのかを考えたことはありますか?

声優・ナレーターとして活動していくためには、
「昼~夜帯に動ける」環境が必要です。
なぜなら、 はじめは生活費を稼ぎながら活動することが絶対だからです。

なんとなくバイト先を決めていませんか?

「家から近い所で…」
「ちょっと給与がいいから派遣会社で…」
と、なんとなく働く先を決めていませんか?
ちょっとまって!
その仕事は、「声の仕事と両立」できますか?

演技やナレーターの勉強をしながらでも、仕事のチャンスはたくさんあります!

声の仕事はアニメだけではありません。
現在は、ナレーション、吹き替え、ゲーム、ラジオ、パチンコ、キャラボイスCM、スマホアプリ・・・

「オーディション日にバイトのシフトを調整できませんでした…」
そう報告してくるレッスン生がたくさんいます。
仕事のチャンスを誰かに奪われているのに気づいてますか?

調整ができる人は、どんどんオーディションに参加し、たくさんの制作会社に自身の声を聞いてもらっています。

どうやって両立するの?

生活費を稼ぎながらの活動は大変ですが、
業種・勤務時間を事前に確認してから仕事を選べば十分可能です。

  1. 都市部の大型店舗がおススメ
  2. 勤務時間帯を選ぶ
  3. 稼げないときは、掛け持ちもアリ

1. 都市部の大型店舗がおススメ

現在働いている場所や、働きたい仕事先は、1日に何人出勤していますか?
1~2人の環境では、休む申請がしづらかったり、代わりを見つけなくてはいけませんよね?
都市部の大型店舗など、 1日に 10~20人程度出勤している職場であれば、多少のお休み、多少の勤務時間移動は対応してくれることが多いです。
(その分、人より真面目に働き、率先して他の方のフォローに回りましょう)

特定の日に必ず出なくてはいけない、と言う業種もオススメできません。

2. 勤務時間帯を選ぶ

実は、声のお仕事は、早朝に行うことは少ないです。
早くても10時。ナレーターの場合は、夕方~も多くあります。

何故なら、収録スタッフは 機材の準備・台本の手配など朝から動いていますが、声優やナレーターはそういったセッティングが終えてからスタジオ入りするためです。
そのため、深夜~朝帯や、夕方で終わる仕事先であれば、その前後に声の仕事に向かう事が可能です。

ナレーションであれば、お仕事が決まってから音声収録までに数日の猶予があります。
正社員をしながらナレーターの活動をしている方も多いですよ。

3.稼げないときは、掛け持ちもアリ

メインで働きつつ、仕事・オーディションがない時は、1日のみの単発バイトを入れている人も多くいます。

オーディションを優先した結果、バイトをクビになってしまう事もあるかもしれませんが、「クビになるからオーディションを断わる」のは本末転倒であはありませんか?
翌月から生活が出来なくならないよう、リスク分散するのも賢い働き方です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

なんとなく決めた仕事先で活動に支障が出ていた方も、活動スタイルにあった仕事先を見つければ両立は可能なのです。

今まで働いていた環境を捨てるのは辛いかと思います。
ただ、あなたが芸能の世界、声優/ナレーターを目指しているのであれば、優先順位を間違えてはいけません。

一段ずつ確実に夢を掴んでいってください。