まず本を読むのが嫌いな人に向けて

この記事を読む前に、ひとつ前の「オーディオブックの未来」を読んでいただけただろうか。

2020年に入り、コロナウイルスの影響でステイホームが一般的になってきた最中オーディオブックの需要が高まっています。
この記事を読んで、この需要の波に乗っていく事が出来れば、声優/ナレーターとして新たな一歩が踏み出せると思います。

では、まず何からしていけばいいのか。
そう疑問に思う人はたくさんいると思います。

その前に一つ皆さんに質問があります。

本を読むのは好きですか?

この時点で、好きと答えた人は素質があると思います。
何故なら、本を読むのが好きという事は、色々な知識を持っているからです。
読解力や想像力に長けているから。
好きであれば黙読するだけでなく、声に出して読む練習をしてください。

では、本を読むのが嫌いな人は素質が無いという事でしょうか?
答えはです。
本を読むのが嫌いな人でも、自分の好きなジャンルがあると思います。
なので今回は本を読むのが嫌いな人にフォーカスを当てていき、自信を付けていただければと思います。

本を読むことが嫌いな人は、読んでると眠くなるや飽きてしまうという人が多くいるかと思います。
しかし、好きなもの(漫画など)は眠くなったり、飽きたりするでしょうか?

興味があるもの自分が好きなものという事象に対して、人間の集中力は凄まじいものです。
嫌いという人は、恐らく読むのが苦手または興味がないという結論に至ります。
そういう方はまず自分の好きな分野の本を読んでみましょう。
そして、それを声に出して読んでみましょう。

耳で本を読むということ

それをすることにより、理解が深まり、本を読むことの楽しさが分かると思います。
さぁ、明日からと考えずに今から試してみましょう!

まとめ

筆者も初め、本を読むことは嫌いでした。
嫌いというよりも苦手でした。
国語が苦手というのもありましたし、眠くなってしまうという事もあり、遠ざけていましたが、役者を目指すにあたって知識こそがセンスという事が分かり、黙読だけでなく音読をすることにより理解が早まり、本を読むことが好きになりました。
今では、著者が何を思い書き、自分がそれをどうやって表現するのが一番かを考えることが出来るようになりました。

これを読んでいて、共感された方は初めは大変かと思いますが、続けてみてください。
新しい解釈など今までわからなかったものが少しでも分かるようになると思います。

さて、次回は「オーディオブック収録の第一歩」について記述していきたいと思います。
ではまた次回お会いいたしましょう。


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